ギアギアしい日々 -EC徘徊備忘録-
こんにちは、EC徘徊民です。
いやはや、梅雨入り目前というのに、物欲の季節は年中無休ですよね。子どもたちの成長と比例するように、なぜか家庭内のガジェットも増えていく今日この頃。気づけば、家のあちこちで音楽が流れ、リモート会議が進行…って、あれ?なんだかネットが重いぞ?
そんな漠然とした不安を抱えつつ、いつもの情報収集ルートを辿っていたら、最近よく目にするのが「Wi-Fi 7」というワード。へぇ、もう7か、早いなー。うち、まだWi-Fi 5だし、なんならWi-Fi 6Eすらよく分からないのに…なんて思いながら、例のごとく「買う想定」で調べ始めたら、これがもう、沼なんですよ。いや、本当。
結局、いつもみたいにウィッシュリストに突っ込んで終わりそうな気配もプンプンするんですが、今回は僕みたいな在宅ワーク多め、限られた予算の二児の父親目線で、この最新規格「Wi-Fi 7」が一体何なのか、そして「果たしてうちに必要なのか?」を、しっかり徘徊して見えてきたことを共有したいと思います。
もちろん、「EC徘徊民」らしく、めちゃくちゃ調べた割に、結論は「まあ、そのうちね」ってなるかもしれない、そんなゆるい感じで読んでいただけたら嬉しいです。
🧐 Wi-Fi規格、一体何が変わったの?〜5、6、そして最新の7をざっくり解説〜
「Wi-Fiって、なんか速くなってるらしい」くらいの認識で止まってる方も多いんじゃないでしょうか。ええ、僕もそうでした。「数字が大きくなれば速い」くらいの雑な理解で十分だと思ってたんですよ、実際。
でも、ちゃんと調べてみると、単に速くなるだけじゃないんですね、これが。
正直なところ、無線LAN規格って、IEEEなんちゃらとか、AXだとかBEだとか、もう横文字の羅列で目が滑る滑る。でも、僕みたいなコジワザ(コスパ重視で賢く使うのがモットー)な在宅バックオフィサーでも理解できる範囲で、ポイントだけ絞って見てみましょう。
🚀 Wi-Fi 5 (IEEE 802.11ac)って、どんな感じ?〜我が家の現役選手〜
うちでもまだ現役バリバリのWi-Fi 5。 主流は5GHz帯で、最大通信速度は理論値で6.9Gbpsくらい。 まあ、普段使いには十分って言われるやつですね。
僕が初めて無線LANルーターを買った時は、「有線じゃないと遅い」って言われてた時代からの進化に感動したものです。あの頃は、リビングの隅っこにルーター置いて、子どもがYouTube見始めると僕の仕事の画面がカクカクして…なんてこともありました。まあ、今考えると牧歌的なものです。
💨 Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax) / Wi-Fi 6E、何が違うの?〜多台数接続に強い理由〜
ここからがちょっと話が変わってくるんです。 Wi-Fi 6、別名Wi-Fi 6Eは、6GHz帯も使えるのが特徴ですね。
あれ?なんで6なのに6Eなの?って、最初はめちゃくちゃ疑問でした。調べてみたら、既存の2.4GHz/5GHz帯に加えて、より空いている6GHz帯が使えるからE(Extended)なんだとか。
最大通信速度は理論値で9.6Gbps。 数字だけ見ると、「あれ、Wi-Fi 5からそんなに速くなってない?」って思うかもしれませんが、ここでの一番の進化は「たくさんのデバイスが同時に接続しても快適に使えるようになった」ってところなんです。
具体的には、「OFDMA(直交周波数分割多重アクセス)」っていう技術がキモで、これは例えるなら、一本の大きな道路を時間で区切って何台も同時に走れるようにするんじゃなくて、車線(周波数帯)を細かく区切って、小さな車(データ)でも効率よく走れるようにする、みたいなイメージらしいです。
いや、これ、子どもが3人で同時にYouTube見て、僕がTeamsで会議して、妻がオンライン英会話して…みたいな我が家にはまさにピッタリじゃないですか。正直、Wi-Fi 6にアップグレードするだけでも、結構変わるんじゃないかなーなんて、すでに物欲が刺激され始めています。
⚡ Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be)、これは本当に爆速なのか?〜もはや未知の領域〜
そして本命のWi-Fi 7、別名「Wi-Fi 7 BE (Extremely High Throughput)」!この「BE」がもう、なんか速そうですよね(安直)。 理論値での最大通信速度はなんと46Gbps!もうね、数字がわけわかんないレベルです。
これは「MLO(Multi-Link Operation)」っていう技術が大きく寄与していて、複数の周波数帯(2.4GHz、5GHz、6GHz)を同時に使って通信できるんですって。一本の道路で混んでたら、隣の道路も使って、さらに隣の道路も使って…みたいな。もう規格外の速さですよ。
さらに、「4096-QAM」っていう信号の密度を高める技術や、「320MHz幅チャンネル」っていう超広い帯域を使うことで、爆速を実現しているとか。いや、もはや僕の貧弱な回線と、型落ち寸前のスマホでは、この真価を発揮できないんじゃないか…という自虐的思考に陥りつつあります。
「EC徘徊民」の性で、とにかく最新規格には目が行っちゃうんですけど、ここまで来ると、自分の使用環境と財布の状況を鑑みて、「本当にいるのか?」という冷静な問いが突き刺さるわけです。
🔍 Wi-Fi 7対応製品は、どう見分ける?〜失敗しないためのポイント〜
これ、意外と大事ですよね。家電量販店の店員さんに「Wi-Fi 7のルーターありますか?」って聞いても、うちはまだ見かけないんですけど、ネットで「ポチッ」とするときに、ちゃんとWi-Fi 7対応なのかを見極めるのは重要です。
基本的には、製品名やパッケージに「Wi-Fi 7」または「BE」という表記があります。 あとは、「IEEE 802.11be」という規格名が書いてあれば、それはWi-Fi 7対応だと思って大丈夫です。まあ、今のところはまだ選択肢も少ないので、比較的見分けやすいかもしれませんね。
注意したいのは、「Wi-Fi 6E」と間違えないこと。パッと見、似てるようで違うので、購入前には必ず製品情報をしっかり確認するのが「散財回避」の第一歩です。
💡 我が家の環境とWi-Fi 7の「相性問題」を考える〜オーバースペックにならないために〜
さて、ここが一番の肝かもしれません。いくらWi-Fi 7が爆速だと言っても、自宅のインターネット回線が遅かったり、使っているデバイスが古かったりしたら、その恩恵を最大限に受けることはできません。
僕の家は、まあ普通の光回線で、プロバイダから提供されている速度は1Gbps。これ、あくまで理論値ですからね。実際は、時間帯によっても変わるし、マンションの回線が混み合ってたりもするんで、実測はもっと低いことが多いです。
そして、僕の愛用しているWindowsノートPCは、数年前に買ったものでWi-Fi 6対応。スマホもAndroidだけど、これもWi-Fi 6まで。子どもたちのタブレットなんて、Wi-Fi 5どころか、ひょっとしたらWi-Fi 4までしか対応してないかも…(遠い目)。
⚡ インターネット回線の速度を見直すべし〜ルーターだけ速くても意味がない?〜
- Wi-Fi 7の理論値46Gbpsをフル活用するには、それに見合うインターネット回線が必要です。
- 例えば、今普及し始めている10Gbpsの光回線にしないと、ルーターだけWi-Fi 7にしても「宝の持ち腐れ」になる可能性大。
- 僕みたいに1Gbpsの回線だと、Wi-Fi 6でも十分すぎるくらいで、Wi-Fi 7にしたところで、回線速度がボトルネックになって頭打ちになるのは目に見えてます。
📱 デバイス側の対応状況も重要!〜スマホやPCも新しいのがいる?〜
- PCやスマホ、タブレットなど、接続するデバイス側もWi-Fi 7に対応している必要があります。
- ルーターだけWi-Fi 7にしても、デバイスが対応していなければ、Wi-Fi 6や5の速度でしか接続できません。
- 最新のハイエンドモデルのスマホやPCはWi-Fi 7対応が増えてきましたが、僕の周りのコジワザ派の友人たちは、「まだしばらくはWi-Fi 6で十分」って言ってますね。まあ、それが現実ですよね。
「限られた予算」を考えれば、まずはインターネット回線の見直しが先か、それともスマホやPCの買い替えが先か。Wi-Fi 7ルーターは、あくまでそれらが揃って初めて真価を発揮する「最後のピース」なんじゃないかな、というのがEC徘徊民の現時点での結論です。 いやー、毎回この「現状維持」の結論に辿り着くのが、僕のEC徘徊の醍醐味というか、自虐ポイントというか。
💸 コスパ、デザイン、機能性… Wi-Fiルーター世代別ざっくり比較!〜EC徘徊民目線で深掘り〜
さて、EC徘徊民のこだわり順は「コスパ > デザイン ≧ 機能性」。この観点から、各世代のルーターをざっくり比較してみましょう。具体的な製品名や価格は日々変動するので、あくまで「このくらいの傾向」という感じで見てくださいね。
💰 Wi-Fi 5ルーター: 価格は魅力だけど、多台数接続には弱点あり?
- 🎁 価格帯: 比較的安価。数千円〜1万円台前半で手に入るものが主流。
- 🎨 デザイン: シンプルなものから、アンテナがむき出しのゲーミングっぽいものまで様々。僕の家のやつは、ごく普通のシンプルな白くて地味なやつです。
- ⚙️ 機能性:
- 基本的な無線LAN機能は十分。
- 古い規格なので、多台数接続にはやや不向きな傾向。
- 「とりあえずネットに繋がればOK」という家庭には最適。
🪙 Wi-Fi 6/6Eルーター: 今の主流、バランスの良さが光る
- 🛒 価格帯: 1万円台半ば〜2万円台後半がボリュームゾーン。少しずつ安くなってきてる印象です。
- 📐 デザイン: Wi-Fi 5と比べて、ちょっとゴツいデザインや、スタイリッシュさを追求したものも増えてきました。アンテナが内蔵されているモデルも多いので、家族共用スペースに置くならこっちの方がいいかなーなんて思ったりします。
- 🛠️ 機能性:
- OFDMAによる多台数接続時の安定性向上。
- IPv6(高速なインターネット接続方式)対応モデルが多い。
- ゲームや高画質動画ストリーミングなど、少し負荷のかかる用途にも対応しやすい。
- Wi-Fi 6Eだと6GHz帯が使えるので、近隣の電波干渉を受けにくいというメリットも。
💎 Wi-Fi 7ルーター: まさに「未来への先行投資」!現時点では高嶺の花?
- 🛍️ 価格帯: 軒並み高価。発売直後ということもあり、3万円台後半〜5万円超えがほとんど。中には10万円近くするモンスターマシンもチラホラ…。
- 👾 デザイン: もう、見た目がすごい。SF映画に出てきそうな、まるでエイリアンのようなデザインのものが目立ちます。アンテナもめちゃくちゃ立ってたり、LEDがギラギラしてたり。うちの書斎兼子ども部屋に置いたら、子どもたちが「パパ、これ何?ロボット?」って食いつきそうです。
- 🚀 機能性:
- MLOによる爆速通信(対応デバイスと回線があれば)。
- 超低遅延で、VR/ARやオンラインゲームの競技性が問われるシーンで真価を発揮。
- まだ対応デバイスが少ないため、現状ではオーバースペックになりがち。
- まさに「未来への先行投資」といった感じ。
正直なところ、僕の「コスパ」の優先順位からすると、現状のWi-Fi 7ルーターは「投資」としては時期尚早かな、という印象です。もちろん、デザインはかっこいいし、機能性も飛び抜けているのはわかるんですけどね。限られた予算の中で、家族みんながそこそこ快適に使える環境を維持するには、まだWi-Fi 6/6Eルーターの方が現実的な選択肢じゃないかなと、EC徘徊の結果、改めて思いました。
😩 調べ疲れて、結局「とりあえずウィッシュリスト」に入れるEC徘徊民の性〜そして次の物欲へ〜
いやー、ここまでWi-Fi 7について深掘りしてみると、もう頭がパンクしそうですよ。気がついたら、休日返上で8時間くらいはこの手の記事や動画を見ていました。嫁に「また変なもの調べてるの?」って言われたけど、これは立派な情報収集なんです!
でもね、調べていくうちに、どんどん情報が溢れてきて、どれが本当に必要な情報なのか、どれがただの「物欲を刺激する甘い罠」なのか、区別がつかなくなってくるんです。正直、期待してなかったんですが、使ってみたら意外とWi-Fi 6でも十分なのかも…?みたいな心境の変化も。
特に、Wi-Fi 7の魅力的な数字を見ると、「今すぐ手に入れたい!」という物欲がムクムクと頭をもたげるんですが、冷静に自分の家の回線状況やデバイスを考えると、「いや、まだ早くね?」ってなる。この葛藤が、EC徘徊民の日常なんですよね。あくまで私の場合ですが。
最終的な購入判断は、もちろん読者の皆さんに委ねます。僕の個人的な意見と、客観的な事実を混ぜて書いてみましたが、皆さんのご家庭の状況や用途によって、最適な選択は変わってきますからね。
とりあえず、僕としては、今はまだ「高嶺の花」なWi-Fi 7ルーターは、心の中で「欲しいものリスト」の最上位にそっと追加しておくことにします。数年後、きっと価格もこなれて、デバイスも普及して、当たり前の存在になっているんでしょうね。その時まで、この物欲を温め続けるのが、EC徘徊民の生き方なのかもしれません。
⚠️ 情報の正確性への注意書き
この記事は、2025年6月23日時点での公開情報を元に、EC徘徊民である筆者の個人的な見解や解釈を交えて作成しています。技術の進歩や市場の状況は日々変化するため、記載内容の全てが常に最新かつ正確であることを保証するものではありません。製品の購入やサービスの契約を検討される際は、必ずご自身で最新の情報を確認し、最終的な判断を行ってください。
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